大阪西中島南方の「まことクリニック」は腸内フローラ移植・予防医学専門クリニックです。皆さまの健やかな毎日をお手伝いします。
まことクリニック(腸内フローラ移植専門)
10:00〜13:00(月〜土)
14:00〜18:00(月火水、金)
※完全予約制です

腸内フローラ移植(糞便微生物移植)

連鎖球菌

腸内細菌、腸内フローラとは
腸内フローラ移植(糞便微生物移植)の可能性

腸内細菌、腸内フローラとは

「私たちの腸には無数の腸内細菌たちが住んでいて、彼らのおかげで私たちは健康に暮らせているのだ」と言われたら、にわかに信じられるでしょうか?
CMなどでよく目にする”乳酸菌”、”ビフィズス菌”も腸内細菌です。
私たちの腸内には、細かく分けるとなんと3万種類、重さにして1.5kg、数にして100兆以上もの菌たちが生息していると言われています。

腸内フローラ(腸内に住む細菌たちの生態系)が、さまざまな面から私たちの健康に密接に関わっていることが明らかになってきました。
良いバランスの腸内フローラは心身の健康に大きく貢献してくれる一方、腸内フローラバランスが崩れると、不調や病気を引き起こしてしまうことが研究によって解明されつつあります。腸からイメージしやすい便秘や下痢だけではなく、太りやすさやアレルギー疾患、うつ病や自閉症にも腸内細菌との関わりが発見されています。身体は私ひとりのものではなく、100兆の腸内細菌たちと共存共栄していると言っても過言ではないのではないでしょうか。

腸内フローラの役割

腸内細菌たちは、人間の体が選び抜いて住んでもらっている「精鋭たち」です。彼らは、食事から摂る食物繊維を栄養源(エサ)として、私たちの身体に有益な仕事をたくさんしてくれています。

現在わかっているだけでも以下のような働きが確認されています。

  • 基礎代謝を向上させたり、消化吸収を助けたりすることで肥満を防ぐ
  • 免疫力を上げる
  • 若返りのスイッチを入れてくれる(肌など)
  • がん、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を予防する
  • アトピー、アレルギーを抑える
  • うつ症状を改善する

この他にもまだまだ研究はすすんでおり、人間の健康長寿には腸内細菌が欠かせない要素であることがわかってきました。

腸内フローラ移植(糞便微生物移植)の可能性

腸内フローラ移植の可能性

一度崩れてしまった腸内フローラをもとの状態に戻すのは簡単ではありません。せっかく身体にいいものを摂っても、腸からうまく吸収できないこともあります。

崩れてしまった腸内細菌のバランスを整えるため、健康な人の腸内フローラを移植するという治療法に期待が高まっています。(学名:糞便微生物移植)
欧米諸国では、何十年も前から糞便微生物移植(腸内フローラ移植)の研究が進んできました。2014年には、アメリカの政府機関FDA(アメリカ食品医薬品局)が、クロストリジウム・ディフィシル感染症での多剤耐性時の治療ガイドラインにおいて、糞便微生物移植が第一に選択すべき治療法であると位置づけました。また、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患に対する糞便微生物移植も効果を上げています。
日本では2013年、各地の大学病院など8施設において、潰瘍性大腸炎やクローン病といった特定の疾患に特化した臨床治験がはじまったばかりです。

科学者たちのあいだでは、「腸内フローラは臓器である」と言われることもあります。臓器を移植することで健康を取り戻してきた人類の医学の進歩の過程を見ると、腸内フローラを移植することはごく自然なことなのかもしれません。
しかも、腸内フローラ移植は副作用がほとんどなく、ドナーにとっても患者にとっても負担の軽い方法で行うことが可能です。

対象となる疾患や治療効果などについてはまだまだ不確定な要素が多いものの、これまでの医療のアプローチとは違ったかたちで病気の治療や予防に役立つのではないかと期待されています。

お問合せはこちら